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ラクをするシノダ

ミコシバのやり方でずるしました。


#009 castle
he「例のコンビニ強盗の人どうなったの。」

she「お父さんが脚本書いてやったことのある劇団の人たちに面倒みてもらうって。とりあえず病院決まるまではね。来月には決まると思う。」

he「まあ、よかったね。ていうかそんなことまでやってたのかよ親父さん。」

she「そんなこと言ったら色々あるよ。保険のCMのナレーションとか。」

he「太郎は料理家ではないよな。」

she「まあね。でもあの人に向かって、太郎って呼んだらダメだよ。」

he「やっぱり気にしてるんだな。」

she「そりゃあね。」

he「で、その人助けの褒美として連れて行って欲しいところがあると。」

she「あるね。」

he「元はと言えば俺が婆ちゃんを見つけたんだから、俺の手柄でしょ。おかしくね。」

she「おかしくないよ。殆ど交渉してたのはあたしだからね。」

he「そうだね。」

she「そこ、山奥だから車がないと行けないんだよね。」

he「普通に店とかではないのか。どこ行くつもりだよ。」

she「城。」

he「しろ。…あーなんか城跡とかね。」

she「いや、正確には工場。」

he「こうじょう。……ちょっと待って。今俺の頭の中には『チャーリーとチョコレート工場』的なものしか浮かばないんだけど。国内なんだよね。」

she「国内だよ。確かにそれに近いかもね。そういえばティム・バートンがついにアリスを映画化するんだよ。もう今から楽しみだよね。」

he「お前はティム・バートン大好きな。あれは可愛いけどやっぱりなんか怖いよ。そんな怖いところに行くしかないのかよ。」

she「てめえはトコトンヘタレだな。子どもが行くようなところだぞ。」

he「てめえ調子こいてんじゃねえぞ。…子どもが行くとこなの。」

she「そうだよ。主に女子。」

he「正式名称は何。」

she「リカちゃんキャッスル。」

he「あーリカちゃんの工場なのね。」

she「そういうことだね。あんたも好きな博物館もついてるし、土産物屋にはリカちゃんのお婆ちゃんが焼いたクッキーも売ってる。」

he「あ、なんかいいね、そういうの。」

she「あくまで設定だけどね。」

he「そりゃあね。」

she「いぬはどうしようか。」

he「それなら坂本さんに頼めば大丈夫だよ。」

she「あのクレイジードッグの家に。」

he「うん。なんか坂本さん、犬になめられてるじゃん。言うまでもなく。」

she「なめられてるね。」

he「家のいぬを気に入ったみたいでね。可愛いし、参考にしたいから何かあるときは預からせてほしいんだと。」

she「それはずいぶんと都合がいいな。」

he「俺的にはたぶん坂本さんの犬をこっちに預けた方が手っ取り早いと思うけどな。」

she「それじゃあたしの指示にしか従わなくなっちゃうよ。」

he「ああ、そうか。」

she「で、連れてってくれるんだよね。」

he「そういう怖くないとこなら全然構わないよ。女の子らしいし。」

she「よし、これで大量の人形の製造過程が確認できる。」

he「お前はもっと普通の楽しみ方を覚えようよ。そんなもの確認していったいどこへ行ってしまうの。」

she「役に立つ立たないはまた別問題だよ。それにそういうのを身につけておいたおかげでこの間の交渉はスムーズにいったんじゃん。」

he「そういえば、なんかよく考えたら恐ろしいことをしていたね。」

she「あんなクレイジーなことを落ち着いてあの状態の人間に聞かせるにはそういう風に見せた方が都合がいいでしょ。」

he「都合がいいでしょってお前。テレパシーなんてどうやって習得するんだよ。人間じゃないのかよ。」

she「誰もテレパシーなんか使ってないよ。前にあんたに使った脳科学的なのと推理を混ぜただけだよ。」

he「行き過ぎたシャーロック・ホームズみたいなことしてたわけか。」

she「頑張ればできそうでしょ。」

he「できねえよ。」

she「教えてあげようか。」

he「いいよ。教えなくて。怖いよ。」

she「いろいろ便利だと思うけどね。」

he「なんでそこまでできるのに俺の怖い気持を察してくれないんだよ。」
fin.
と、次回への引きを作るだけ作って撤収。
ツヅク
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プロフィール

JuhlaSisko シノダ

Author:JuhlaSisko シノダ
シノダ レイコ

1987年 5月生まれ。
JuhlaSisko、制作担当。
三度の飯と同じくらい編み物が大好き。生まれも育ちも茨城。


ミコシバ デミコ

1987年 10月生まれ。
JuhlaSisko、設計担当。
口も悪いが手も早い。生まれも育ちも茨城。


【活動歴】
2009年   創作人形ユニット「雑用姉妹」結成。

2010年5月 デザインフェスタに初参加。

2014年   創作人形ユニットから創作編みぐるみユニットに。
      このころから作品の販売を開始する。

2015年末  本格的に作品の販売活動を始める。

minne

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